主として前年において、芸術文化の分野で極めて顕著な業績を挙げ、将来の活躍が期待できる方に贈られます。
五月女 凱昂(剣舞・詩舞)
平成元(1989)年9月21日(34歳)
東京都在住(栃木県出身)
氏は、平成5年、神刀無念凱山流吟詠剣詩舞道宗家、鈴木凱山(平成17年度文化選奨受賞者、平成25年度栃木県文化功労者)に師事。
平成15年より、栃木県並びに東日本地区代表として全国大会に進出し、毎年上位入賞を果たす。
平成19年に剣舞少年の部、令和3年に詩舞青年の部、令和4年には剣舞青年の部において3度の全国優勝を飾る。
また、平成27年に結成された公益財団法人日本吟剣詩舞振興会の「剣詩舞スーパーチーム」第1期生に選出され、津軽三味線の吉田兄弟、和太鼓奏者の林英哲、NMB48等とコラボレーションを行うなど活躍の場を広げる。
そして、平成29年には同振興会主催の海外公演において、シカゴ郊外の日本庭園で剣詩舞を披露するほか、翌年にはEテレの吟詠剣詩舞番組に出演するなど精力的に公演活動を行っている。
卓越した才能を発揮し、県内は元より全国的にもその活動を評価されており、また、栃木県吟剣詩舞道総連盟の加盟会長として後進の育成にも力を注ぐなど、これからの吟詠剣詩舞界を背負って立つ人材である。
芸術及び文化の分野で多年にわたり顕著な業績を挙げた方に贈られます。
※今年度は該当者がありませんでした。